コンプレッサ/クリーンドライエア(CDA)シス テムにおける状態基準保全(CBM)をリモートで実現
2022/06/20
Lcation: Taiwan
背景
半導体製造において、多くのコンプレッサ/クリーンドライエア(CDA)システムが、製造工程の空圧部品を駆動するために使用されて います。具体的には製造プロセス機器の空気圧コンポーネントの駆動、バルブ機能の制御、製造プロセス機器の空圧部品の駆動、バ ルブ機能の制御、材料・機器の洗浄などの目的の為です。製造プロセスを円滑に進めるためには、CDA システムは保守・保全部門に よる監視が必要です。特に近年競争が激しくなっている半導体業界では、効率的な生産の為にもワイヤレス(無線)での遠隔監視も求 められています。
システム要件
- プラグアンドプレイで遠隔地の施設を監視・制御・検査して状態基準保全(CBM)出来るワイヤレスソリューション
導入製品
- WISE-6610:堅牢設計LoRaWAN対応 8ch ゲートウェイ
- WISE-2200-M:LoRaWAN対応 1ポートRS-485 I/Oモジュール
- WISE-2410:LoRaWAN対応 スマート振動センサ
- WISE-4610:高機能な産業用LoRa/LoRaWAN対応 ワイヤレスI/Oモジュール
- WISE-S617T:2AI/2DI/1DO ワイヤレス I/Oモジュール(1RS-485搭載)
- 96PD-THS16B:IP65対応の高精度温湿度センサ
- ICR-4453:超高速5Gルータ&エッジコンピューティングゲートウェイ
システム概要
クリーンドライエアー(CDA)システムおよび冷却塔向けに、高い信頼性と優れたコストパフォーマンスを両立したプライベートLoRaWANネットワークを構築するため、アドバンテックはLoRaWAN対応のワイヤレス振動センサ、各種I/Oモジュール、および高機能ゲートウェイを網羅した包括的なソリューションを提供しています。各製品の具体的な機能詳細は以下の通りです。
LoRaWAN対応ワイヤレス振動センサ「WISE-2410」は、国際規格「ISO-10816」に完全準拠しており、コンプレッサやモータをはじめとする回転設備の検査・診断アプリケーションを極めて容易に実現します。さらに、本センサは「3軸振動検出」に対応しているだけでなく、保護等級「IP66」を満たす極めて堅牢な耐環境設計(広い動作温度範囲対応)を採用。これにより、CDAシステムが設置されているような、粉塵や激しい温度変化を伴う過酷な製造現場でも極めて安定して稼働します。
LoRaWAN対応 RS-485 I/Oモジュール「WISE-2200-M」は、導入が容易なプラグ&プレイに対応した無線通信モジュールです。Modbus/RTUプロトコルを標準サポートしており、各種センサやメーターからのデータ収集設定を極めて簡単に構成・実行できます。また、-25℃~70℃という広い動作温度範囲に対応しているため、周囲環境が激しく変化する過酷な産業現場においても確実な稼働を保証します。
LoRaWAN対応 IoTワイヤレスI/Oモジュール「WISE-4610」は、 柔軟なインターフェイスソリューションにより、多種多様な遠隔からの工場設備監視および制御アプリケーションに対応します。スイッチの遠隔操作(オン/オフ制御)を行うためのデジタル出力ポートに加え、各種センサーやPLC(プログラマブルロジックコントローラ)との高度な連携を可能にするアナログ入力(AI)、デジタル入力(DI)、RS-485(シリアル通信)の各チャンネルを豊富に備えています。
高信頼性LoRaWANゲートウェイ「WISE-6610」は、Modbus/TCPプロトコルに対応しており、エッジの各センサーから収集した振動データや電流などの多様な稼働情報を、中央制御室に設置されたSCADAシステムへシームレスに統合・接続することを可能にします。
システム構成図
まとめ
アドバンテックが提供する産業用LoRaWANソリューションは、半導体業界における多種多様な工場設備監視アプリケーションに向けて、導入が容易で信頼性が高く、かつ優れたコストパフォーマンスを両立したプライベートネットワークを提供します。LoRaWANテクノロジーの最大の特徴である長距離伝送および高い電波透過性に加え、アドバンテックのWISEシリーズが提供する容易な設置性と柔軟なシステム構成が融合。これにより、ユーザーはノイズの多い製造現場でも極めて安定したネットワーク信号と確実なデータ転送速度を確保できるだけでなく、圧倒的なハイコストパフォーマンスで、高度な工場設備管理システムを迅速に展開・構築することが可能になります。